電力の支払いで付与されたポイントは何ポイントから使える?
電力会社を選ぶうえで気になるところといえばポイント制度です。
どれだけのポイントが貯まり、何に使えるのかといった部分は、あらかじめ理解しておきたいところではないでしょうか。
ここでは、ポイント付与率やポイントの使い方について紹介していきます。
ポイント付与率とポイントの価値
電力を利用すると、支払い料金に応じたポイントが付与されます。100円ごとに1ポイント貯まる場合もあれば200円ごとに1ポイントといった場合もあり、電力会社ごとに決められています。
ポイント付与率は目に止まりやすい部分ですが、ポイントの貯まりやすさとポイントの価値は必ずしも比例しないので注意が必要です。例えば100円ごとに3ポイント貯まる場合と1ポイントしか貯まらないという場合では、当然3ポイント付与されるほうがより多くのポイントを貯めることができます。
また、貯まったポイントを10ポイント1円として使える場合と1ポイント1円で使える場合なら、ポイントの価値が高いのは1ポイント1円のほうです。ポイントの付与率は高いほうがお得になりますが、ポイントを利用する際の価値は、ポイント付与率との関係を考える必要があるので、そう単純ではありません。
ポイントが貯まりやすくてもポイントの価値が低ければ利用しにくい場合もありますし、反対に、ポイントが貯まりにくくてもポイントの価値が高ければ、利用しやすいということもあります。ポイント制度を把握するには、目に付きやすいポイント付与率だけでなく、貯めたポイントの価値も含めて判断することが大切になります。
ポイント利用時の必要最低数と単位
貯まったポイントは、月々の電気料金の支払いに当てたり、他社のポイントや景品などに交換したりといった使い方が可能です。何ポイントからポイントを使うことができるのか、どれだけのポイントが必要になるのかといった条件は、ポイントの利用の仕方によって変わってくるので、事前によく把握することが欠かせません。
例えば、ポイントを電気料金の支払いに当てるなら100ポイントから100ポイント単位、他のポイントへ交換する場合には1000ポイントから100ポイント単位といった具合に、最低必要数とポイントの利用単位は細かく決められている場合が殆どです。ポイントをどうやって使うかによって、最低必要数と利用単位の条件は変わりますので、よく確認してから利用することが大切です。
ポイントをなくさないためにすべきこと
ポイントを使う際に気を付けなくてはならないのが有効期限です。必要最低数や利用単位があるので、ある程度貯まらないとポイントを使うことができないという場合もあるでしょう。
けれど、ポイントは古いものから有効期限を迎え、失効していくので注意が必要です。ポイントを貯めている最中に、使わずに有効期限を過ぎたポイントがなくなってしまっては意味がありません。
あらかじめポイントの有効期限を確認しておくことはもちろん、必要なポイント数に向けて貯めている場合には、こまめに有効期限をチェックすることも大切です。
ポイントを上手く使うためには、ポイント制度をしっかりと理解することが欠かせません。まずは、ポイント付与率とポイントを利用するときの価値を調べ、使いやすさを確認することが大切です。
次に、ポイント制度を利用し始めたら、どの様にポイントを使うのか計画を立てましょう。ポイントの使い方によって、必要となるポイント数はもちろん、最低必要数や利用単位も異なりますから、しっかりと確認することが大切です。
また、使わない内にポイントが失効してしまうといったことのない様、ポイントの有効期限を確認しておくことも欠かせません。有効期限はポイントごとに変わりますから、こまめにチェックすることが重要です。