電力会社の利用料金支払いに使えるクレジットカード以外のキャッシュレス決済

一般的に電力会社に支払いをするための決済方法は、銀行口座からの自動引き落としかクレジットカード払いが一般的です。それでも、クレジットカードを持っていない方やポイント付与のために電子マネーで支払いをしたいという方もいるでしょう。最近は、クレジットカード以外のキャッシュレス決済に対応した電力会社が増えています。

公共料金の支払いに対応したスマホ決済とは

最近は多くの電力会社がクレジットカード以外のキャッシュレス決済方法として、スマホ決済を導入するケースが増えています。

電力会社ごとに対応している決済手段に違いがありますが、大手であれば「PayPay請求書払い」が利用できるでしょう。2019年9月から、東京電力などが「PayPay請求書払い」を導入しています。

チャットや通話などでLINEを利用している方であれば、LINEPay(ラインペイ)が便利です。LINEPayに対応した会社であれば、LINEを立ち上げて請求書に印字されているバーコードを読み込ませてからパスワードを入力するだけで簡単に電子マネーで電気代の支払いが完了します。

楽天経済圏で生活している方であれば、楽天Payを利用する方法がおすすめです。楽天Payを利用すれば、楽天市場や楽天銀行などで貯めたポイントを電気代の支払いに充てることができるからです。既にPayPay・LINEPay・楽天Payに登録している方であれば、スマホ決済を上手に活用して効率的にポイントを貯めるようにしましょう。

ネット銀行ユーザーにおすすめのPay-easy払いとは

日頃からネットバンキングのサービスを利用している方であれば、Pay-easy(ペイジー)を利用したキャッシュレス決済がおすすめです。

Pay-easy払いに対応した電力会社を利用すると、自宅に居ながらネットバンキングにログインして銀行の口座から電気代を支払うことができるからです。銀行によってはパスワードを入力したあと二段階認証などが必要ですが、指定された期間内であればいつでも好きなときに支払いができるというメリットがあります。

Pay-easy払いは自動引き落としができないので毎月支払いの手続きをしなければなりませんが、夜間や祝祭日でもPCやスマホで簡単に支払いができて便利です。Pay-easy払いに対応している銀行口座をお持ちの方であれば、事前に登録をしなくてもすぐに支払いができるので便利で手軽です。ちなみに楽天銀行口座からPay-easyで支払いをすれば、ランクに応じて楽天ポイントがもらえます。

国際ブランドのデビットカードを利用する方法とは

バーコード決済やPay-easyなどの決済手段に対応していない電力会社を利用している場合でも、クレジット以外のキャッシュレス決済で電気代を払う方法があります。最近は一部の銀行でVISAやJCBなどの国際ブランドのデビットカードが発行してもらえるようになりました。

デビットカードはクレジットカードと同じように支払いができますが、後払いではなくて利用した分が銀行口座から引き落とされます。銀行口座の残高の範囲内であればクレジット決済が可能で、一部の電力会社ではデビットカードでも電気代の支払い用に登録をできます。

公共料金の支払いに利用できるカードは種類が限られていますが、新電力でも利用できるケースがあります。クレジットカードを持っていない方でクレジット払いしか選択できない電力会社と契約を結びたい場合には、銀行が発行するデビットカードを利用することをおすすめします。ちなみに一部のデビットカードは、クレジットカードと同じように支払い金額に応じてポイントが付与されるのでお得です。

最近は、公共料金の支払いでもクレジットカード以外のキャッシュレス決済に対応する会社が増えています。スマホ決済などでポイントを貯めていたり後払いが嫌いな方であれば、クレジットカード以外のキャッシュレス決済の利用を検討することをおすすめします。