電力会社の支払いで対象外のクレジットカードはある?
電力会社の支払いにクレジットカードを利用すれば、銀行口座の残高を確認する手間を省くことができるので便利です。ほとんどのカード会社は決済金額に応じてポイントが付与されるので、口座振替よりもお得です。新電力を含めて電気代の支払いにはクレジットカードが便利ですが、対応していないカードも存在するので注意が必要です。
電力会社の支払いに利用可能なクレジットカードとは
電力会社ごとに決済対象のクレジットカードの種類に違いがありますが、ほとんどの会社ではメジャーな国際ブランドのカードであれば問題なく支払いができます。具体的には、VISA・Mastercard・JCBのいずれかのブランドであれば、対応しているはずです。
最近はAMEXやダイナースクラブといったブランドでも、国内で発行されたクレジットカードであれば問題なく支払いができるケースが多いようです。基本的に国内のカード会社で発行されたメジャーな国際ブランドであれば、ほとんどのカードで電気代の支払いができると考えてよいでしょう。
ただし、会社ごとに支払いに対応しているクレジットカードのブランドに違いがあるので、電力会社と契約を結ぶ際は事前に決済方法の確認をするようにしましょう。ちなみに、VISAやJCBといったメジャーなブランドでも銀行口座から引き落とされるデビットカードは対象外の場合があるので注意が必要です。
決済対象外のクレジットカードの国際ブランドとは
国内のカード会社で発行されたクレジットカードでVISA・Mastercard・JCBのいずれかのブランドであれば、電気代の支払いに利用できます。ただし、電力会社によってはこれら以外の国際ブランドのクレジットカードが支払いの対象外になっているケースがあるので要注意です。
一部の電力会社では対応していないケースがある国際ブランドであれば、AMEXやダイナースクラブカードが挙げられます。料金の安さを売りにしている電力会社だと、決済手数料を節約する目的で支払いに対応するブランドの種類が制限されているケースがあるからです。
国内で発行されているクレジットカードであったとしても、銀聯カードはほとんどの電力会社に対応していません。メガバンクに口座を持っていて中国に旅行に行く機会の多い人は銀聯カードを発行してもらえますが、電気代や電話代などの公共料金の支払いには利用できないことが多いので注意しましょう。2020年11月現在で電気代の支払いで確実に利用できるクレジットカードは、VISA・Mastercard・JCBの3種類といえます。
登録対象のブランドでも支払いができないケースとは
電力会社の公式サイトの決済方法のページにアクセスすると、ほぼすべての会社はVISA・Mastercard・JCBの3種類の国際ブランドのロゴが表示されています。国内のクレジット会社が発行したカードでメジャーな3種類の国際ブランドであれば問題なく支払いができますが、海外の銀行で発行された場合は要注意です。VISAやMastercardといったメジャーな国際ブランドのクレジットカードであったとしても、外国の銀行で発行されたものだと対象外になるケースがあるからです。
海外銀行のクレジット(デビット)カードで支払いができるか否かは、電力会社が利用している決済代行サービスに依ります。国内系の決済代行会社を利用している場合は、海外の銀行が発行されたカードが利用できない場合があるからです。ただし電力会社が一部の海外決済代行サービスを利用している場合は、海外の銀行が発行したカードでも決済が可能なケースがあります。
新電力を含めてほとんどの電力会社では、大半の日本人が利用しているクレジットカードで電気代の支払いが可能です。ただし、銀聯カードや海外の銀行によって発行されたカードは決済対象外になるケースがあるので注意しましょう。