「高圧電力のクレジットカード払い」「電力コストの削減依頼」「補助金申請のサポート依頼」「ポイント付与がお得な家庭用電力会社」ジャンル別におすすめの電力会社をご紹介します!

高圧電力でもクレジットカード支払いすることはできる?


2016年4月からの電力自由化にともなって、既存の電力会社だけでなく新規事業者も続々と参入しさまざまな企業・法人が事業用として高圧の電気を導入しています。ここでは事業用途における高圧の電気使用料金のクレジットカード支払いに対応している事業者について、その対処法・導入によって得られるメリットについて解説します。

現状は高圧電力のクレジット払いに対応していない企業がほとんど

多くの地域電力会社が法人に向けて高圧電力を提供していますが、そのほとんどがクレジットカード決済を行っていません。また2016年の電力自由化に伴い新規に参入した会社も、法人に対して高圧部門のサービスを提供しているものの同じくクレジット払いを不可としているケースが多いです。

低圧部門すなわち一般家庭や小規模のお店・事務所などであれば対応はしているものの、中〜大規模工場および大型施設は対象外となっています。大手の地域電力会社においては500kWh前後が基準となっており、この範囲よりも上での電気の使用量であるならばクレジット対応は困難であると思った方がよいでしょう。

そのため今から新規事業を立ち上げる予定であり、大規模な事業を検討している事業主・経営者の方は注意が必要です。新規の電力会社との契約を考えていて、なおかつ高圧料金のクレジットカード払いを求めるのなら事前に必ず対応可能かどうか確認しておきましょう。

法人間のクレジット決済化サービスを利用するのが1つの解決法

地域の大手電力会社との契約のみではクレジット決済は難しいものの、法人間を取り持つサービスを利用することで決済可能となり得ます。このサービスは信販会社との取り組みであり、企業の事業者と電力会社の間に入ることでカード決済が可能となっています。

クレジットカード決済の実現によって低価格での電力供給ができ、さらには価格競争力のあるサービスへと変化しました。信販会社によっては、数百〜数千万円だけでなく億単位の電気料金の支払い枠に関しても調整が可能です。なおクレジット支払いで毎月・毎年かかる料金が抑えられることにより、安い電源を持つ電力会社への変更が容易になったり、目当てのサービスを提供する事業者に乗り換えやすくなる点も大きなメリットです。

また枠こそ少ないですが、少しずつ高圧電力のクレジット支払いが可能な新規事業者が増えつつあります。料金プランと提供されるサービスを見比べつつ、条件に見合った事業者を選ぶことが大切です。

クレジット支払いによるメリットは?

高圧の電気料金をクレジットカードで支払うことの利点に、決済の手間・コストが省ける点が挙げられます。入金作業はもちろん、支払い期限や残高を気にする必要はありません。加えて決済額に応じた、ポイントが獲得できる点もメリットです。

買い物の際に決済額に応じて溜まるように、電気料金の支払いの際も金額に応じたポイントが蓄積されます。当然その分の利益は会社での経費に使えるなど、コスト削減に大きく貢献します。事業が大きいほど電気料金も跳ね上がるため、数千万円単位の利用額分のポイントを有効活用できるのは大きな利点です。

また事業者がクレジット払いの仕組みを活かすことで、料金の支払い期間の猶予が出る点も見過ごせません。通常のカード決済は月末締めで翌々月払いとなっていますが、同様に料金の支払いも2ヶ月間の猶予を持たせるサービスがあります。

注意点としては信販会社が仲介に入ってる場合で、なおかつ猶予を設けるサービスを提供している会社であることが前提として挙げられます。支払い期日・期間の猶予に関しては、契約を結ぶ前によく確認しましょう。

 

新規の事業者による高圧の電気料金の、クレジット決済化は進行しているもののまだ少数で大手の事業者は未対応がほとんどです。しかし支払い期間の猶予やポイントの利用など、カード決済による恩恵は非常に大きいため決済化を担う信販会社や新規事業者の利用を検討するのがおすすめです。

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