電気代の延滞料の利息はどのくらい？延滞しないためにはクレジットカード払いがおすすめ

「電気代をつい払い忘れてしまった」といった経験はありますか？もしも払い忘れてしまうと、様々なリスクが考えらますが、その問題は大きく分けて「延滞料」と、「電気が止められてしまうのでは」の2点です。今回はこうした電気代を滞納するリスクや、延滞を防止する方法についてご紹介します。

滞納になってしまう原因

電気代の滞納には、どのような原因が考えられるでしょうか？主に考えられるのは振込用紙の紛失、口座の残高不足、そしてクレジットカードの変更手続き忘れといった3点ですが、最も多いケースは振込用紙の損失ではないでしょうか？振込用紙のメリットは、自分の都合の良い時に支払いができる点です。

しかし仕事が忙しくて振込用紙を損失するといった、電気代を払い忘れてしまうリスクもあります。電気代を払い忘れると2つのリスクにつながる可能性があります。それが延滞料の利息と電気の供給停止の2点です。

延滞料の利息

延滞料の利息は1日あたり0.03%です。（年10％）仮に1万円の電気代を30日間延滞すると82円の利息がつきます（10,000×0.1×30÷365＝82.19）一見少ない金額ですが、延滞料は支払いがないと際限なく膨れ上がります。そのため早急に支払いを済ませないと、後々大きな痛手となる恐れがあるのです。

■電気代の支払期限は検針日から30日目

因みにですが、電気代の支払期限は原則検針日から30日以内です。延滞料の利息は支払期限を過ぎても電気代の支払いがない場合に発生します。ただし、支払期限を過ぎても10日以内に電気代を支払えば延滞利息は発生しません。つまり万が一支払期限を過ぎてしまっても、10日間は猶予が残されているのです。

■電気代の支払いが困難な場合はまずは相談を

もし電気代の支払いが困難ならば、まずは電力会社に相談してみましょう。場合によっては支払いを延長してくれる可能性があります。

電気がストップするのはいつ？

電気がストップするのは検針日から50～70日前後です。とはいえ何の通知もなく電気が止められるわけではありません。流れとして検針日から20日経過しても支払いがない場合、電力会社から催促状と振込用紙が届きます。

ここで何の支払いもせず、さらに検針日から50日ほど経過すると、今度は電力会社から「送電停止のお知らせ」が届きます。この通知書にも振込用紙が同封されていますので、速やかに支払いを済ませることをおすすめします。そして「送電停止のお知らせ」が届いても支払いがない場合、数日後に電気の供給が止まるという仕組みです。

電気料金はクレジットカード払いがおすすめ

電気代を滞納してしまうと、延滞料の利息や、最悪電気を止められてしまうリスクも伴います。仕事の忙しさでつい振込みを忘れてしまい、催促状が届いてから気付くのでは、精神的にもよくありません。そこで電気代の支払いは、クレジットカード払いにすることをおすすめします。

クレジットカード払いは自動引き落としなので、こうした払い忘れの心配がありません。また毎月ポイントをためられるメリットもあります。還元率はクレジットカード会社によりますが、0.5～1％です。クレジットカードの利用は、日々の支払いをお得にできるためおすすめです。ただし、カード会社によっては電気代の支払いはポイント還元対象外のケースもあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

電気代を払い忘れてしまうリスクは誰でもあります。そうなると延滞料や電気の供給停止のリスクもありますが、何よりも支払いを忘れてしまうと損をした気分が一番のデメリットではないでしょうか？クレジットカード払いにすれば支払い忘れがない安心感につながります。もちろんポイントがたまる点も魅力的です。少しでも参考になりましたら、この機会にぜひご検討下さい。