電力のコスト削減をしても安定性が下がることはない?
電力のコスト削減をした後、会社が変わるため今まで通りの安定性が保てるかが不安になりますよね。
コストを抑えたはいいものの逆に不安定になったりはしないのか、というような疑問がでてくると思います。
今回は、電力コストを削減した場合の安定性についてお伝えしていきたいと思います。
設備を変えるわけではないため不安定になることはない
会社を変えるとなった時に、同時に既存の設備や環境も新しいものに取り替えなければいけないイメージがあると思いますが、実際には設備は今までと変わりません。特に工事をして新たになにか手を加えるということもありません。
メーターをスマートメーターへ取り替えられますが、これは電気の送電とは関係ないので気にしなくて大丈夫です。契約先だけが変わるだけで、送電設備は今まで通り大手電力会社のままなので、送配電も同様です。なので安定性が下がったりすることはありません。
電気も今までと同じようなルートで送られてきますので、何も心配する必要はありません。もし新電力のほうでなにか問題が起きたとしても、大手電力会社のバックアップが義務付けられているので、電気が止まるということも起こりません。
万が一新しく契約した会社が倒産してなくなった場合でも、電気が止まるなんてことは一切ないので安心して切り替えられると思います。以上のことから、安定性が下がったりすることはありませんので、そこは心配ご無用です。
不具合が発生して安定性に問題がでた場合の対処法
しかしトラブルが全くなくなるわけではありません。大手の会社でも停電が起きることがあるように、新電力にした後にも同じようにトラブルが起こることはあります。その場合どうすればいいかというと、起こった問題によって問い合わせ先が変わります。
ですがが、基本的にはどちらへ連絡しても対応してもらえます。新電力のほうへ連絡が必要な場合はそのように案内されるので、あまり気にする必要はありません。
停電などの場合は、大手の会社へ問い合わせるのが適切です。ただ停電となると、地域一帯の電気が止まっているわけなので大手電力会社も早急に復旧作業に取り掛かっているはずです。そこはコストを削減したからとかではないので、気長に待ちましょう。
自分の家や事務所だけが停電になっていたり、料金についてなどは新電力のほうに連絡するといいでしょう。
まずは契約する新電力について調べることが大切
上記にも書いたように、送配電の設備が変わるわけではないので、基本的に品質はどこの会社も変わりありません。ただ、なにかあった時の対応のバリエーションや、プラスアルファのサービスなどは会社によって様々です。契約会社の信頼性なども、今後お付き合いしていく上では重要になってくるでしょう。
コストを削減できるからといって、会社選びを疎かにしてはいけません。無闇に選択してしまって後悔することは避けたいところです。
解約金がかかる場合もあるので、1度選んだ会社を変えるとなると、無駄な手間やコストがかかってしまいます。そんなことが起きないように、事前にある程度深く調べておくことが大切です。
会社としても、コストを削減は徹底していきたいところです。新電力のコスト削減は、設備の取り替え工事など一切なく、すぐに切り替えられるのでかなり便利です。すぐにでも実行できるコスト削減方法です。
まだ始まって間もなく、いきなりコスト削減ができると分かってもいまいち踏み切れない場合もあります。ですが、安定性への問題もなくなったかと思いますので、これを機に大きな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?