コスト削減電力会社に依頼する手順とは?
電力自由化に伴い、大規模や企業はもちろん中小規模の一般的な家庭でも電気会社を選ぶことができるようになりました。
そのことから、電気会社同士の競争も激しくなり、ポイント還元や電気料金の引き下げなど様々なサービスを行っており、利用者にとってはお得になっているのは良いことと言えます。
それぞれの違いをよく比較し、コスト削減につながる電気会社を選ぶようにしておきましょう。
しかしいざ変更することに決めた時に気になるのは、依頼する手順という人が多いのではないでしょうか。
複数から見積もりを取り比較する
現在利用している電気会社の方がお得となると、新たな電気会社に変更する意味は全くないので気をつけなくてはなりません。
変更を考えた時にはまず、年間の使用量情報を始めとし、どの程度電気を使っていたのかを調べてみるようにしましょう。
その後は気になる会社に見積り依頼し、現在利用している電気会社よりも安くなるのかをチェックする必要があります。
一口に電気会社といっても、数多く存在しておりそれぞれ料金には違いがあるので、よく比較しなければなりません。
電気会社の直近一年間の請求書データをもとにし電気料金削減の試算をしてもらうことで、いくら変わるのかを知ることができるので、会社の検針票や内訳明細書などを準備しておくようにしましょう。
見積もりは無料となっているところが大半であり、見積もりに料金が発生するところは良心的とは言えないので避けるようにしておくべきです。
申し込みや支払い方法の選択をする
新たな電気会社と契約するということは、当然今までの電気会社は解約するということになります。
解約の手続きは新電力会社が行なってくれる場合と、自ら行わなくてはならない場合があります。
自分で行う場合は、廃止申込書に名前と住所、連絡先などの必要事項を記入して現在契約している地域電力会社へ提出します。
新たな電気会社と契約する時には、料金プランやセット内容などをチェックし、よりお得になる方法を選ぶことが大切です。
その際には支払い方法も選ぶことになります。
振込み用紙で金融機関に出向き、毎月支払うのか、口座振替で毎月引き落としなのか、クレジットカード決済かなど決めておくとスムーズです。
コスト削減のために電気会社の変更をして申し込んだ場合でも、新たな会社から配給されるまでには一ヶ月から三ヶ月程度かかることが多いので、気に入った会社が見つかった場合には早い段階で申し込んでおくことが大切になってきます。
注意しておくべきポイントについて
電気会社を変更するとなれば、初期費用が必須と考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし基本的には、初期費用は不要であり無料で変更ができます。
現在使用している電力会社から新電力へ切替える場合には、スマートメーターへの交換が必要になりますが、一部の特殊な工事を除きスマートメーターへの交換の工事費用も無料となっているので無駄な出費で悩む必要はありません。
サポート体制が整っているのかや、契約期間はどの程度なのかといった、契約した後のこともしっかりと把握してから契約することがポイントということは間違いありません。
悩んだ際には電話やメールで問い合わせて、信頼できる対応かを確認してみることも大切です。
納得できる説明がなかったり、不安に感じる気持ちのままで契約するべきではないことは確かであり、契約の流れまでしっかり教えてくれてサポート力のある会社を選んでおくと安心できるのではないでしょうか。
選択肢が自由になり、従来よりもお得に使うことができるようになったのは良いことと言えます。
しかし選択肢が増えた分、しっかりとした知識を持っていなければどこを選んだら良いかわからなかったり、依頼する手順で悩むことになるので、事前にしっかり調べてから申し込むようにしましょう。