電力のポイント付与には何か手続きがいる?
一昔前、電力会社は勝手に決めることはできず、そのことに疑問を持つ人も少なかったかもしれません。
けれども電力の自由化により、誰でも電力会社を選ぶことができるようになりました。
そして電力会社では自社を選んでもらうための様々なサービスを展開しており、その中で最も注目されるのがポイント付与だといってもいいかもしれません。
誰でも貯めたいと考えるポイント
ポイントを貯めたい、できればポイントが貯まるお店で買いたいなどなど、今ポイントといえばお得なものと認識している人が多いのではないでしょうか。ご存知のようにポイントは買い物をしてその金額に応じた額、たとえば100円につき1ポイントが買い物をするたびに貯まっていきます。
そしてそれが一定の額まで貯まると現金と同様に買い物に使うことができるという仕組みになっています。貯めれば貯めるだけ現金が貯まることと同じだというはとても魅力的なのでせっせと貯めたいと考える人も多いでしょう。
普通は買い物をしたり何かのサービスを利用したりしてもらえるポイントですが、今は電力会社でも電気の利用料金にポイント付与をおこなっているところがたくさんあるようです。こんなことは以前では考えられないことでしたが、電力の自由化が始まったと同時にポイント付与のサービスを始めたところも多くなりました。
ただ、一般的な買い物をしてもらうという形とは違うところを利用者はきちんと把握しておくことも必要になります。
あらかじめ申し込みが必要になるポイントの還元
最近はスマートフォンのアプリなどの利用で貯まったポイントをスマートフォンの中で確認する場合も多いようですが、ポイントカードを持っている人もたくさんいます。それぞれのお店がカードを作ってくれるためカードばかり増えてしまって整理するのも大変だし、買い物をしたときに限って見つからなくて困ったという声も多く聞かれます。
けれども、これらは買い物をしてカードを出すだけでポイントが加算されるしくみの場合で、電力会社でポイントをもらうには事前の申し込み手続きが必要な場合が多くあります。普段の買い物のようにカードを出せば自動的にポイントが付くということではないということは知っておくことが大切です。
また、貯めたポイントをどこで使うかということも考える必要があります。お店のポイントなら次回の買い物に現金と同様に使うことになりますが、電気の利用料金でもらうポイントはまずどこで使うかということを申し込んでそのお店のポイントカードに付与されるといった形になります。
申し込む前に確かめておきたい還元率
以上にようにポイント付与は、支払った電気の利用料金に応じてポイントがもらえますが、その還元率はそれぞれの会社によって違います。
料金がいくらかかっても、要するに電気をたくさん使っても使わなくても一律で3%~5%などと決まっている場合や、利用料の金額によって還元率が上下するようになっているところもあります。そんなところは使えば使うほど還元率が高くなるということになります。
ポイントはたくさん貯まれば貯まるほど嬉しいというのは誰もが考えることなので、還元率は高いほうがいいというのも当然のことになるでしょう。ですから、電力会社を選ぶときには自宅での電気の利用がどの程度かをある程度考慮してからポイントの還元率を確かめることも必要かもしれません。
買い物でもなんでもお金を払った際にわずかでもポイントをもらうことができればそんなうれしいことはありません。現在は多くの電力会社で電気の利用料金に応じたポイント付与をおこなっています。
ただ、注意したいのはポイントをもらうためには事前の手続きが必要だということで、何もしないでポイントがもらえることはないということは把握しておく必要があります。
それぞれの会社によって利用できる内容も異なるので、その確認もしておくといいでしょう。多くの場合ポイントには有効期限がありますが、電気料金でもらえるポイントも同様で、さらに申し込みにも期限があります。
手続きを忘れてしまってせっかくもらったポイントがなくなってしまうということにはならないように気をつけましょう。加えてこの手続きはネットでするようになっている場合が多いようです。